Friday, February 19

忘れない

1900年中頃、私の通っている大学の敷地には高校が建っていたのですが、今日はその高校に通っていた日系アメリカ人の学生たちとその家族が、第二次世界大戦の際にキャンプに強制送還された日でした。

アメリカで生まれ育った日系の彼ら高校生は、日本軍が真珠湾に爆撃をしたこととは何も関係がなかったのに、日本の血が入っているというだけである日突然高校に通うことができなくなり、住み慣れた家からも追い出されプライバシーの欠片もない日系人キャンプへ送られました。

この悲劇を忘れない、そしてこんなことがに度と繰り返されないようにと、今日のお昼に集会がありました。


生徒や職員が集まり、当時その高校に通っていた日系生徒たち216人の名前を読み上げ、生徒の数だけろうそくを並べていきました。

日本にいた時にさささっと歴史の一部として習ったような記憶があるけど、こうして身近な場所で実際に当時そんなことが起きていたんだと考えると、授業で聞いた時には考えたり感じたりすることのなかったものが色々と頭の中をめぐりました。



1 comment:

  1. 大変、貴重な体験だと思う。戦後70年を過ぎ、このような催しがあるなんて、驚きました。

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